桐唯

「晃さん、おーきーてー」ご飯、と布団の上から叩くけれど、まるで効果はない。布団に […]

何時の頃からか、わからない。覚えていない。切欠は確か、ミツクニのことだっただろう […]

どうにも小腹が空いて仕方ない。後片付けしている面々に一言詫びて彼等から離れた桐ケ […]

「勧誘できないかなぁ」今日は完全にオフな気分だった。根性Tシャツを着た朝日奈と、 […]

「…？あれ？」夕食を終え、今日最後の練習と息巻いて朝日奈は練習室へ足を運んだのだ […]

「あー。何か久し振りに食ったわコレ」甘い。昔はガツガツ食べれていた記憶があるが、 […]

どこからともなく音色が聴こえて、その音に桐ケ谷はゆっくりと瞼を持ち上げた。耳を澄 […]

雨が降り出した。激しい降り方ではないから、長居しなければどうというものでもないだ […]

「ここはやっぱりケーキバイキングをですね」「あんたそれ先月も言ってたじゃん」「月 […]